ジュラシックコーストガイド
ジュラシックコーストの見どころ
ジュラシックコーストはデヴォン州東部のエクスマスから、ドーセット州スタッドランドベイのオールドハリーロックスまで、およそ153キロにわたって延びています。イングランド初のユネスコ世界遺産であり、グレートバリアリーフやグランドキャニオンと並び自然界の奇跡と称される景観です。ジュラシックコーストという名前は、最も良く知られる地質時代ジュラ紀の地層が発見されたことから付けられました。この一帯には三畳紀(トリアス紀)、ジュラ紀、白亜紀の地層も存在しています。古代の木々や大型海洋性爬虫類など、この海岸線では数えきれないほどの化石が発見されています。
ジュラシックコーストの見どころ
この海岸の保養地の美しさはその手つかずの自然ですが、子どもも含め誰もが楽しめるものが必ず見つかります。珍しい巨大なロブスターで有名な水族館も見逃せません。 ライムレジスから海岸沿いに少し行くと、化石探しにぴったりの美しい漁村チャーマスがあります。このあたりはヨーロッパでも最も崖の動きが活発で、泥質干潟もあり、化石ハンターの楽園と言われています。チャーマスでは船釣りも海岸での釣りも楽しむことができます。鯖が大量に釣れ、時にはスズキが釣れることもあります。
近隣の町 - バッドリー・ソルタートン
バッドリー・ソルタートンの町は小石のビーチが3キロほど続いており、カラフルなビーチ小屋と小さな漁船が並んでいます。町の両端には独特の赤いデボン紀砂岩の崖があり、その崖を登ると町全体からライムベイまで見渡せる絶景に出会えます。小さなビーチカフェでは紅茶、コーヒー、アイスクリームや伝統的なカニのサンドイッチが、町ではおいしいフィッシュ・アンド・チップスの店などあらゆるものが楽しめます。
近隣の町 - アボッツバリー
チェシルバンクの後ろにある丘の間には、アボッツバリーという独特の村があります。ドーセットで最も美しい村のひとつで、その歴史は6,000年前にもさかのぼります。この村には見どころが数多くありますが、中でも14世紀に建てられた聖キャサリン教会、昔の修道院の跡、絵葉書のようなコテージ、伝統的なティールームやパブは観光客に人気です。さらにドーセットの3大観光名所である白鳥保護公園、サブトロピカルガーデンズ、チルドレンズファーム(動物公園)もあります。アポッツバリーの丘の頂上に登ると、チェルシービーチ、ポートランド、ライムベイ、東デヴォンの海岸線全体を見渡せる、極めて荘厳な景色に出会えます。
